エア・ウォーターグループの
取り組み
エア・ウォーターグループは、自社の温室効果ガス(GHG)排出削減を進めるとともに、製品や事業を通じて社会全体のGHG削減にも貢献。
地域資源や未利用資源を活用した「地産地消の資源循環型エネルギー供給モデル」を構築し、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを進めています。
decarbonization
地球温暖化への危機感が高まる中、日本政府は2050年までにカーボンニュートラルを目指す方針を打ち出し、社会全体で脱炭素化の動きが進んでいます。エア・ウォーターグループはこれを単なる「責任」として捉えるのではなく、「成長の機会」として積極的に対応しています。
エア・ウォーターグループは、自社の温室効果ガス(GHG)排出削減を進めるとともに、製品や事業を通じて社会全体のGHG削減にも貢献。
地域資源や未利用資源を活用した「地産地消の資源循環型エネルギー供給モデル」を構築し、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを進めています。
未利用の家畜ふん尿から発生するバイオガスを、液化バイオメタンに加工し、クリーンな燃料を提供しています。
※バイオメタンは、下水汚泥や生ごみ、家畜ふん尿などバイオマス由来の「バイオガス(CH4:60%、CO2:40%)」から、CO2分を取り除いた「メタンを主成分としたガス」のことです
お客様の工場内にCO2回収装置を設置し、濃度10%程度の燃焼排ガスからCO2を分離回収する取り組みを行っています。回収したCO2はドライアイスに加工し、ドライアイスユーザーに提供します。
当社は、水素ガスの豊富な知見と技術を有しており、既存用途のサプライチェーンのクリーン化や水素エネルギー社会の実現に向けて、自治体や産業界と連携しながら、取り組みを進めています。
この太陽光は、垂直に設置するので場所をとらない画期的システムです。農地・牧草地・畑地とも共生可能なのは、両面で発電ができるため、発電出力が傾斜型と変わらないからです。
「幌加内町バイオマス有効活用コンソーシアム」に参画し、当社は実証事業の計画立案補助、バイオコークス事業プロセスの設計、バイオコークス製造プラントの設計を行っています。
北海道内の工事現場で使用する建設機械などの燃料として、バイオディーゼル燃料を混合した軽油(B5軽油)の供給・使用を開始し、当社は北海道内最大級の自社製造設備でB5軽油を製造します。
北海道内において、小水力発電開発の検討・調査を進めてまいります。各調査や開発については、各地域の自治体や各ステークホルダーと連携の上、地域活性化に資するものを目指します。
エア・ウォーター産業・医療ガスが培った技術、ノウハウを活かし、北海道各地で地域の特性や資源を活かした多様な脱炭素化の取り組みを進めています。
実証事業
室蘭市
室蘭市所有の風力発電電力の一部を使い、水電解製造装置で水素と酸素を製造、LPG配送網等に混載可能な円筒型水素吸蔵合金タンクに充填。そのタンクを需要家まで配送し副生酸素も養殖などに活用する実証を行います。
水素ステーション
札幌市
2018年3月、道内初となる商用水素ステーションとして開設しました。札幌市月寒にある当社の敷地内に設置されています。
水素ステーション
札幌市
燃料電池車(FCV)に加えてFCバス、FCトラックなど大型商用車両への充填に対応、水素充填設備を2ライン搭載しメンテナンスやトラブル時が発生してもいつでも充填できる運営体制としています。また、「水素モデル街区」に札幌市が後年建設を計画している集客交流施設への水素供給も予定しております。
水素ステーション
室蘭市
2016年3月に北海道初の水素ステーションとして開所しました。
実証事業を経て、2020 年4月より道内2番目の商用水素ステーションとして稼働しています。
水素ステーション
鹿追町
家畜ふん尿を発酵させてバイオガスを取り出し、そこからさらに水素をだけを取り出し、FCフォークリフトや燃料電池で使用する実証を行ってきました。エネルギーの地産地消など、水素の持つポテンシャルを確認し、2022年4月に商用化になりました。
東京オリンピックで使用したFCVを鹿追町や企業で導入しました(計23台)。
事業の一部受注
室蘭市
水電解装置でグリーン水素を製造し、水素吸蔵合金に貯蔵します。不足分を当社がバックアップ。これらの原料として燃料電池で発電。太陽光発電と併用して再エネを100%を目指しています。
稼働中
千歳市
従来の太陽光発電で課題となっていた「積雪による発電効率の低下」する課題に対し、当該設備のパネル位置を積雪深を考慮した高さで設置することで発電効率を下げずに事業性を実現しました。